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銀行融資:定期預金担保

 ずいぶん昔の話ですが、銀行に預金しておかないと借りられない
 といった迷信に近い話をよく聞いていましたよね。
 実際には、そんなことはないんですが・・・。

 その預金の中でも、定期預金を担保にして、
 借入をしたことのある会社もあるでしょう。
 また、今現在も定期担保の借入のある会社もあるでしょう。

 ところが、銀行にとって定期預金担保貸出は、
 事務手続きが煩雑ということもあり、
 あまりやりたくないのが本音です。

 とはいえ、今定期預金担保で借りている会社や
 これから定期預金担保を検討してみよう
 と考えている会社もあると思います。

 そこで、その際の注意点をお話したいと思います。

 たとえば、2,000万円の借入(長期5年)に対し、
 2,000万円の社長個人や法人名義の定期預金を
 担保に入れているとします。

 この場合、返済が3年目に入ると、
 借入元本は半分の1,000万円になっています。

 定期預金は2,000万円で、
 借入金は1,000万円となりますよね。

 すると、1,000万円分の定期預金は、
 過剰担保になっているのではないか?
  と気づく経営者もいるでしょう。

 それで、銀行に定期預金2,000万円のうち
 1,000万円の定期預金の担保を解除してもらいたい
 と依頼したくなることも考えられますよね?

 こんなとき、銀行は応じてくれるでしょうか?
  もちろん、ケースバイケースですが・・・。

 銀行に応じてもらいやすくするためには、
 2,000万円で一口の定期預金を、
 1,000万円ずつの定期預金2口で担保を入れておくといいでしょうね。

 2,000万円一口だと、
 定期預金をいったん解約して崩さないかぎり、
 理論上難しくなってしまいます。

 銀行員は、定期預金担保をあまり好みませんから、
 話があったとき、複数の定期預金を担保に入れておきましょう
 とは言いません。
 (私も一度も言ったことがありません!)

 また定期預金担保で借入しようとしている会社は、
 業績に自信がない場合が多いので、
 借りられたらいいかなと考えてしまいがちです。

 少し先のことまで考えて、
 銀行と交渉していきましょう。
posted by アセットファイナンスコンサルタント at 09:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 中小企業経営コンサルタントの銀行融資コンサルティング
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